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2011年11月01日

【シティライフインタビュー】11月号 松尾貴史さん

俳優・放送タレント
松尾 貴史さん



幅広く、浅く、
何でも挑戦したい。


最近、テレビを観ていて、
この人を見ない日はないくらいだ。
あるときはコメンテーター、あるときは
大河ドラマや連続テレビ小説の俳優、また、
ものまねタレント、落語家、折り顔作家… 。
幅広い活躍の裏に強烈な個性が見て取れる。
1 1月2 6・2 7日には、大阪で舞台俳優として
「江戸の青空 弐」に出演する。
芸術の秋、あなたも出かけてみませんか?


江戸落語をベースに構成した
抱腹絶倒の新感覚時代劇


―「江戸の青空 弐」の見所からお聞かせください
 前作は’09年、古典落語の登場人物やストーリー
を組み合わせて面白おかしく人間の物欲を描きました。
今回は、江戸落語の世界観の中で純愛を綴っていこう
という作品で、ひとことで言えば、笑いと涙のドタバタ
ラブコメディー。カラッと気分が前向きにな
りますので、ぜひ、ご来場を!
 見所の一つは前作よりストーリー性を重視した点です。
落語通の方には「あの落語がベースやな」といった楽しみ方も
できますし、落語をご存じない方も、オリジナルのストーリー展開で
大いに笑えます。また、主役に若手歌舞伎俳優の坂東巳之助さん
を迎え、江戸の色恋を艶やかに表現するところも必見。
僕は全体の構成に関わりつつ、俳優として、大旦那、泥棒など
3つ4つの役を演じ分けます。実は、僕は日常的にも、他人のキャラと
自在に入れ替わる”症状“がありまして、その変化もお楽しみください(笑)。


モットーは「呼ばれたら、やる」
芸大で磨かれた好奇心と表現


―実際に俳優、司会者、コラムニスト…
多彩なキャラが際立っています

 子どもの頃は怪獣映画の監督になりたかったんですが、
いつの間にかグラフィックデザイナーを目指すようになり、
大阪芸大のデザイン学科へ。入学後は映像学科や舞台芸術学科
という強烈なキャラの先生や先輩のいる学科に紛れ込んで、
後をついて回っていました。結局、表現することは、
何かのスタイルを借りて、自分を表すことなんです。
映画、舞台、ポスターなど様々なスタイルがありますが、
その人が表現しようとするスタイル以外のことに、どれだけたくさん
触れたり関わったりしたかが、表現の深みや面白みになると思う。
だからというわけではないんですが、僕は20代のデビュー当初から、
依頼された仕事で「ジャンルが違うから無理」という断り方はしたことがない。
「あれこれ手を出すな」という人もいますが、僕から手は出さない。
呼ばれたら「ハイ、喜んで」と引き受ける。たいていのことは、やって失敗しても
人に損害を与えるわけではないし、案外うまくいくものです。
日本では「この道ひとすじ」が尊敬されがちですが、僕は逆に自分を
限定しないで、「幅広く、浅く」可能性を広げたい。



神戸の祭りが大好きな
何事にも縛られない自由人


―最近はTVコメンテーターとしてもご活躍です。
今後の目標や地元・神戸のお気に入りスポットは?

 ネクタイを締めて司会者のそばに座っていると評論家みたいに言われますが、
僕は評論家ではなくて、あくまでも居酒屋で、皆でテレビを観ながら感想を
言い合っている立場です。今後の目標ですか?考えていませんね。
何年後、自分はこうあるべきみたいな、自分を縛るような生き方はしたくないし、
僕の座右の銘は「不謹慎・無意味・中途半端」ですから(笑)。
神戸で好きな場所はたくさんあります。生田神社のそばで生まれ育ち、
境内は大好きな遊び場。フラワーロードや花時計、おしゃれなレストラン…
挙げればキリがないですね。神戸カーニバルや神戸みなとまつりもよかった。
神戸の祭りは、サンバのパレードや花電車があり、手作りのワークショップが
あり、参加するのが楽しかった。いまでも思い出すとワクワクします。



〈取材を終えて〉 
真剣な表情で「僕の話の6割は嘘ですからご注意を」
とご本人。でも、その多才ぶりに嘘はありません。
例えば「折り顔」という独自のジャンル。
折り紙で似顔絵を折った作品は素晴らしく個展も開かれています。


文/渡部せつ子 写真/岸隆子

【Profile】
まつお・たかし 1960年神戸市生まれ。大阪芸術大学芸術学部
デザイン学科卒業。同大学に勤務するかたわら、北新地でDJやスプーン曲げ
のショーに出演しているところをスカウトされ、芸能界入り。別芸名はキッチュ。
劇作家の依田義賢氏、笑殺軍団リリパット・アーミーの中島らも氏、
俳優の原田芳雄氏(いずれも故人)らに薫陶を受ける。
痛烈なパロディー精神による物まねが人気となり、テレビ、ラジオ、
舞台、映画、超常現象の批評など幅広く活躍中。
「モーニングバード!」「情報ライブミヤネ屋」など情報番組でも大人気。
「ネタになる『統計データ』」など著書多数。

【公演情報】
北九州芸術劇場Produce
「江戸の青空 弐」
~惚れた晴れたの八百八町~
大阪公演
■2011年11月26日(土)・27日(日)
■イオン化粧品シアターBRAVA!
■料金:6,800円(全席指定・税込み)
※未就学児入場不可
問合せ:梅田芸術劇場 TEL.06-6377-3888 
http://www.umegei.com
チケット:梅田芸術劇場オンラインチケット http://pia.jp/koume
イオン化粧品 シアターBRAVA! 劇場窓口(11:00~18:00)、
チケットぴあ、ローソンチケットなどで発売中



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Posted by 北摂・阪神の情報紙シティライフ at 00:00 │シティライフインタビュー