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2012年02月28日

【シティライフインタビュー】3月号 友近さん

芸人
友近さん

芸人としてオモロイからこそ
いろんなことに挑戦するんです


いろいろなキャラになりきる「ひとりコント」に、
バラエティに、歌に、お芝居に・・・。
幅広い分野で発揮する多才ぶりは、
「当代きっての女芸人」と言っても過言ではない。
そんな彼女が、ブロードウェイで人気を博した
ミュージカルコメディに出演。
日本初上陸となるこの舞台で、
今度はどんな「芸人・友近」を、
私たちに見せてくれるのだろうか。


ブロードウェイで絶賛上演された
痛快ミュージカルに挑戦


―「9時から5時まで」の見所について
お聞かせください。

 1980年に公開された映画「9時から5時まで」のミュージカル版で、
男性中心主義で男尊女卑、セクハラしまくりの社長を、3人の女性たちが
やっつける痛快オフィスコメディです。約30年前の物語なので「古さ」もあるんですけど、
男性優位の社会の中で女性たちが最初に立ち上がろうとしたお話しを、
今の時代に敢えてやることの面白さがありますね。
上司のパワハラやセクハラに対し、3人の女性たちが知恵を出し合って
逆襲していくくだりは、明るく前向きなパワーを感じていただけるはず。
さらに、カントリー・ウェスタンの大御所ドリー・バートンによる美しく楽しい音楽も、
大きな魅力のひとつです。
 映画では急に漫画のキャラクターが登場して「なんじゃコレ!(笑)」と思う
演出があったりするんですが、舞台ではどう表現していくのか、楽しみな部分。
そういう意味では可笑しくて滑稽な作品なので、「アホやなぁ」っていう目で
楽しんで欲しいな、と(笑)。

あくまでも核にあるのは
「芸人・友近」


―「ひとりコント」では、様々なキャラになりきる友近さん。
本作のドラリー役はいかがですか?

 とらえどころが難しいキャラクターですね。
テキサス出身で気のいい田舎娘のドラリーは、とてもキュートでセクシー。
社長からセクハラを受け、同僚からは陰口をたたかれてしまう役なんですが、
バカっぽく見えて実は賢く、3人の中でも一番しっかりしている。天真爛漫かと
思えば昇進のためにじっと耐え、同僚の陰口に傷つきもする…
そんなドラリーは、3人の中で一番「笑いどころ」がなくて、
芸人が演じるには遊べないキャラ。それをあえて私が演じるところが、オモロイかなと(笑)。
どんな仕事をするにしても、私の核にあるのは「お笑い」なんです。ミュージカルに出る自分がオモロイ、
草刈民代さんや紫吹淳さんと一緒に並ぶ自分にワラける(笑)。
もちろん、舞台には真剣に臨みます。
けど、その一方で、そんな自分を可笑しがる自分もいて…。
「芸人・友近」としておもしろいからミュージカルにも挑戦するし、
そこでの貴重な経験を、またお笑いへとつなげていきたいですね。

これまでも、これからも
一歩もブレないスタンス


―いろいろな経験が、芸人としての「糧」になる、
という感じですね。

 そうですね。たとえば舞台の会見で、絶対プライベートなことを聞かれるんです。
私としては正直答えたくないわけですけど、ここで「ミュージカルの記者会見で
プライベートなことをしゃべる女優」というコントを成立させるためにしゃべる(笑)。
そして、そのネタを単独ライブに持っていって、「あ、友近がまたやらかしてる」と
笑ってもらう…その繰り返しなんです。
ですから、おもしろがれるなら、いろいろな仕事をしていきたいという思いはありますね。
よく「どこへ向かってんの?」と聞かれるんですが、あくまでも「芸人・友近」であるスタンスは、
昔から一歩もブレてないつもりですし、今後もチャンスがあれば芸人としていろいろなことに
挑戦したいと思っています。
 2012年は、私のキャラのひとつである、演歌歌手・水谷千重子の全国ツアーも行う予定。
ドラリーとして、そして水谷千重子として…それぞれの「芸人・友近」を、
皆さまに楽しんでいただければ嬉しいですね。


〈取材を終えて〉 
友近さんのコントネタでいつも笑わせていただいてましたが、
今回お会いして芸人としての確固たる想いをお聞きし、
「本当にお笑いが好きな方なんだ」と実感。
同時に、友近さんの多才ぶりや面白さの理由が、少し分かったような気がしました。


文/山下満子 撮影/岸隆子

【Profile】
ともちか(本名:友近由紀子)
1973年8月生まれ愛媛県出身。
NSC大阪23期生。2001年5月にbaseよしもとで初舞台を踏み、
さまざまなキャラクターになりきる「ひとりコント」をはじめ、
独自の笑いで多くのファンをつかむ。
2002年、第33回NHK上方漫才コンテストで優秀賞、
2003年、NHK新人演芸大賞で大賞、
2004年ABCお笑い新人グランプリ優秀新人賞をそれぞれ受賞するなど、
名実共に実力派芸人として成長。その他、歌、映画、ドラマ、司会、
書籍の執筆など、幅広い分野で活躍。
2011年には、ミュージカル「アニー」に出演。

【上演情報】
ザ・ミュージカル「9時から5時まで」
日時:4月7日(土)14時・18時半 
    4月8日(日)13時
会場:イオン化粧品 シアターBRAVA!(大阪市中央区城見1-3-2)
料金:全席指定9,800円(税込)
※未就学児の入場は不可
各プレイガイド、劇場窓口等で好評発売中
問合せ:グリークス  TEL.06-6966-6555
http://greeks.co.jp/



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Posted by 北摂・阪神の情報紙シティライフ at 00:00 │シティライフインタビュー