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2012年04月27日

【シティライフインタビュー】5月号 桜 稲垣早希さん

芸人
桜 稲垣早希さん

支えてくれる人がいるから
もっともっと成長したい


アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の
キャラクター“アスカ”のものまねで脚光を浴び、
現在、ピン芸人としてTVや舞台、ライブなど、
幅広く活躍中の桜 稲垣早希さん。
3月14日には、ピン芸人として初となる、
単独イベント全国ツアーを収録したDVDを発売。
その制作に込められた熱い想い、
芸人としての意気込みや目標を語る姿に、
ひたむきな彼女の“ 素顔”が見える。

3芸人・桜 稲垣早希を詰め込んだ渾身の作品

―――話題沸騰中のDVD。その見どころについてお聞かせください。
 2011年に、大阪・広島・新潟・名古屋・熊本・東京の6カ所で、単独ライブ「桜稲垣早希ネタイヴェント新劇場版:九〜YOU CAN(NOT)MAKE A GOAL〜」を開催しました。そのツアーの模様を収録したDVDなんですが、ネタはもちろんのこと、ドキュメンタリーで見せるイベントの裏側が見どころのひとつ。驚きの「事件」が次々起こって、ネタ部分を少し削ってしまったほど(笑)。そのほか、ゲストとしてお迎えした6人の先輩方とのコントなど、見どころが満載。衝撃的で、とても楽しい内容に仕上がったと思います。

 実は、このDVDは私にとってとても思い入れの強い1枚。2009年に相方が卒業し、一人きりになった当初は不安だらけ。その時の私を支えてくれたのが「ピン芸人としてDVDを出せるぐらいに頑張ろう!」という強い気持ち。だから、この話をもらえた時はめちゃくちゃ嬉しくて。構成段階から会議にも参加させていただいて、私の趣味が満開のDVDになりました(笑)。芸人としての桜稲垣早希を詰め込んでいますので、たくさんの方に観て欲しいですね。

人の想いや温かさが常に背中を押し続けてくれる

―芸人として歩んできた5年間、ご自身にとっての大きな変化は?
 もともとタレントを目指して芸能界に入ったので、ある日マネジャーから「お笑いをやれ」と言われた時は戸惑いましたね。そこで、昔からものまねが好きで、得意だったエヴァンゲリオンのアスカをやってみようと。最初はスベリ倒してて、心のどこかに「なんでやらなあかんの?」という後ろ向きな気持ちがあったんです。そんな私を変えてくれたのが、大阪・日本橋のイベントで初めてウケた時のこと。「人に笑ってもらえるって、こんな気持ちいいんや!」って…。それが、本格的にお笑いを目指す大きなきっかけだったように思います。 

 そして、もうひとつ私を大きく変えてくれたのがTV番組『ロケみつ』(MBS)の『ブログ旅』。頼る者は自分しかいないという追い込まれた状況の中で、人見知りだった私が、どんどん明るく、強くなれました。その強さがピン芸人になった時、自分を支えてくれたように思いますね。旅の途中に「ここでリタイアしたら今まで助けてくれた人の想いが無になってしまう」と思うのと一緒で、「応援してくれるお客様のために、頑張らなアカン!」と。

「声」を活かした分野で始まる新たな挑戦

―故郷・東灘の思い出。そして、今後の目標についてお聞かせください。
 生まれ育った東灘の実家は、住宅街でとてものんびりしたところ。近くに大きな川があって、中学生の頃には愛犬の散歩がてら、よくものまねの練習をしてました。エヴァンゲリオンのアスカとレイとシンジの3役を、一人でしたり(笑)。まさかそれが、こうしてお仕事に結びつくとは…「中学生の私、グッジョブ!」だなって思います(笑)。

 これからも大好きなエヴァネタは続けていきますし、今年もまたネタイヴェントをやりたいですね。R―1ぐらんぷりに向けたネタづくりとか、お笑いの力を付けていくことが目標です。それと同時に、今後は「声」を活かした仕事を頑張りたいと思っています。去年はTV番組『このへん!!トラベラー』(ABC)のキャラクター『この!!トラくん』の声をやらせてもらってとても勉強になりましたし、ナレーションを含め、声を出していく仕事をしていければと…。『ブログ旅』のイメージで見てくれている方が多いと思うんですけど、芸人としてさらに成長して、いろんな私をお見せしていきたいですね。

〈取材を終えて〉 
素顔の稲垣さんは優しい雰囲気のとっても可愛らしい方。DVDの詳しい内容はネタバレになってしまうので書きませんでしたが、笑いどころ満載!楽しくてひたむきな人柄に触れ、ますますファンになりました!


文/山下満子 撮影/岸 隆子

【Profile】
さくら いながき・さき 1983年12月27日生まれ。
神戸市東灘区出身。2005年NSC大阪校女性タレントコース1期生。2007年お笑いコンビ「桜」を結成。2009年12月、相方の卒業を機にピン芸人としてソロ活動を開始。アニメキャラのものまねを得意とし、『新世紀エヴァンゲリオン』のアスカをはじめ、『タッチ』の朝倉南、『らんま1/2』のシャンプーなど、レパートリーも多彩。1人話芸日本一決定戦のR-1ぐらんぷりで準決勝進出の経験もある。TVやCM、舞台、イベントなど、幅広く活躍の場を広げている。



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Posted by 北摂・阪神の情報紙シティライフ at 00:00 │シティライフインタビュー